事業案内 03 機械部門

大型機械が
線路の保守作業に
新たな時代を切り拓く

列車が通過するたびに線路は沈下していきます。列車の走行中の振動を最小限に抑えて快適な乗り心地を実現するため、大型機械による線路のゆがみを直す工事(軌道整備)を行っているのが機械部門です。
特殊な大型機械を操るのは、訓練を重ねて腕を磨いたオペレーターです。その卓越した操作技術と機械に搭載された最新のコンピューターで日々の列車運行を支えています。

大型機械による線路保守

毎日多くの列車が通過することで、線路の歪みや、レール表面に細かい傷ができていきます。
快適な乗り心地を維持し、振動や騒音を軽減するため、定期的に大型機械による保守作業を行います。

新幹線確認車

新幹線の安全確保のため、毎朝、始発列車の前に確認車と呼ばれる車両を走行させています。確認車には画像解析装置などを搭載しており、線路内に支障物や異常がないか走行しながら点検を行います。

省力化軌道敷設工事

列車ダイヤが過密する都心部では、保守周期の延伸や保守作業の軽減を図るため、道床掘削機(銀太郎)や軌道モータカー、軌道陸上兼用重機械等を駆使し、バラスト軌道から省力化軌道へ更新する工事を行っています。